私が
中学生の時の曲なんですけど
聞いたことありますか？
それが大事。(ユーチューブ)
すごく嫌な事があって
どうしようもないとき。
元気がなくなって
どうしようもなくなったとき。
仕事で上司に怒られたとき。
アフィリエイトで
上手くいかずにいらいらしたとき。
いつも音量全開で
聞くのがこの「それが大事」を
聞いて自分を奮い立たせます。
どんな分野でも言えることですけど
最初から上手くいくことなんかありません。
特に今までやったことの
ないことだったら尚更です。
先輩の真似をして
どうやってやったら上手くいくか
模索をしながら仕事をしたのを思い出します。
看護師という仕事は
専門職であり、尚且つ人の
生命の直結した仕事です。
注射1本詰めるにしても
その量を間違えるだけで生命の
危機に脅かされる。
だからこそ
仕事を始めての3年くらいは
ずーーーっと。
ずーーーーーっと。
先輩に怒られっぱなしでした。
何をしようとしても
どこかで先輩の目が光っている。
そして少しでも
おかしな事をしたらすぐ怒られる。
この繰り返しでしたね。
私はその先輩が大嫌いでした。
「こいつ。
絶対俺の事嫌っているな・・・。」
と、本気で思ったものです。
日勤なら
8時間程度一緒に仕事をするだけで
いいですけど夜勤となると最悪。
16時間一緒に
仕事をしなくてはいけません。
しかも
何故か私はその先輩と
一緒に仕事をする事が多かったんですね。
すごくイヤでした。
毎日毎日
怒られ、怒られ・・・・。
偏頭痛にも悩まされ
ご飯も食べる事が出来ない。
もう
どうしようもなく辛かった。
けど
その先輩に怒られている内容に
関しては言い返せない。
正論なんですよ。
その怒っている内容が。
仕事でミスがあれば
何時だろうが携帯に電話が掛かってくる。
そんな事も
しょっちゅうでしたね。
私は同期入職が3人いたんですが
その中でもダントツに出来が悪かった。
私・・・。
本当に
不器用なんですよ。
注射は下手。
患者さんと
コミュニケーションを取るのも下手。
そして
極め付けに職場の人と
上手く話すことも出来ないという
最悪な新人でした。
周りの先輩・上司は
女性ばかりでどう話していいか分からない。
そして
自分が男というだけで
良くも悪くも目立つ。
こんな環境でしたから
コミュニケーションが上手く
とれなくても当たり前だったかも
しれませんけどね。
とにかく苦痛でしたね。
そんな状況でしたから
職場の人からも冷たい態度を
取られていました。
そんなある日。
最悪な事が起きたんです。
私が日勤でその先輩と
もういつ亡くなってもおかしくない
患者さんを受け持ちました。
すでに
今の治療ではもう良くなる見込みが
ないという方です。
家族の意向としては
やれることだけやってください。
という方。
当然私も
そんな重症を受け持ったのは
初めてです。
当然、その患者さんの
身体には色々な機械が付いていて
モニター管理もしています。
けど初めてで
緊張をしていた私は
30分置きにその部屋を訪床していました。
で、ようやく
怒られながらも日勤の時間が終り
夜勤者に引継いで家に帰りました。
帰る間際までは
血圧も安定し、どうにか現状維持で
引き継ぐ事が出来たんです。
それで
次の日、日勤に行ったら・・・・。
その方は亡くなっていたんです。
私が帰ったのが17：00。
その患者さんの容態が
悪くなったのは17：30だったようです。
私はその夜勤者に
ボロクソに言われました。
「あんた、ちゃんと看てたのか？」
「あんたが殺したんだ！！！」
ここまで言われましたよ。
そして
すでにその夜勤者さんは
部署全員にこういう事を言いふらして
いたようです。
「あいつが殺した。」って。
くやしいとか以前に
この仕事を続ける事が出来ないって
本当に思いました。
その日の日勤は
回りでこそこそ話しをしているのも
聞こえました。
所属長である師長すら
「あの子。ダメだね。。。。」
って
言っているのが聞こえましたからね。
もうどうして
いいか分かりませんでした。
その次の日は
休みだったので一人で3時間かけて
海へ出かけました。
そこでいつものように
「それが大事」を聞きながら
海を見ていましたが元気が出るわけありません。
1日中海を見ながら１人で大泣きですよ。
「又、明日から仕事だ・・・。」
そう思いながら暗くなった海から
ゆっくり家に帰りました。
次の日。
日勤で仕事に行ったら
あの嫌な先輩が夜勤明けでいました。
あの患者さんを受け持ったとき
一緒にみてくれたあの先輩です。
いつも
怒ってばかりの先輩。
絶対俺の事を嫌っていると
思ってたあの先輩です。
私は恐くて
顔を見ることも出来ませんでした。
するとその先輩が
近づいてきてこう言ったんです。
話は色々な人から聞いたよ。
私はあんたが一生懸命病室へ入って
観察をしていたのをちゃんと見ている。
ちゃんと記録も出来ていたよ。
そして夜勤者の引継ぎの後
私は最後、あんたに内緒で最終チェックに行った。
その時も
しっかり状態は安定していた。
状態が
悪くなったのはその後。
その時の
モニターのデータも保存されて
いたからプリントアウトしといた。
私はあんたが
悪くないのは分かっているよ。
と初めて
こんな言葉を掛けてくれました。
そして
私がしっかり観察をしていなかったと
思っている職場の人達に見せる為に
私がみていたときのカルテ。
モニターからプリントアウトした
データなどを夜勤中に揃えていてくれたんです。
で、私に「あんたが殺した！」といった
その看護師が仕事にきた時に、こう言ってくれました。
あいつはバカで要領も悪いけど
よっぽどあんたより良い看護をするわ！！！
あいつは影でしっかり努力もしているし
どうにか頑張ろうとしているのが分からないのか？？
頑張っている奴を
潰そうとするのは止めろ！！！
と、ものすごい勢いで。
その後
師長が仕事を来た時にも
同じ事を言ってくれました。
「あんた、ここの長なら
色眼鏡で人を見るのは止めろ！」
と私のいる前で。
すごく嬉しかった。
自分の事を嫌いだと思ってた人が
実は自分を一番考えてくれていたと
実感出来た時でした。
私を1人前の看護師と
思ってくれているからあの
厳しい言葉があったと。
その時
初めて実感出来ました。
その後も当然
その先輩は厳しく指導してきましたけどね。
ただ
今まで以上に仕事を
頑張れるようになりました。
その先輩には
今でも感謝しています。
そしてこの一件があってからは
私は仕事でどんな嫌な事があっても
耐えられる強さを身につけることが出来ました。
私の看護師歴でも
忘れられない出来事となっています。
どんな仕事でもやはり仕事を
している以上プロの自覚が必要です。
それが
初心者であれ、どうであれ。
自分の欠点を素直に
見つめる勇気がないと前に進めません。
例えば私が書いたこの記事。
http://derakasegu.livedoor.biz/archives/1199947.html
自分の事を書かれているようで
読んで不快になった人も多くいる事でしょう。
けど、
ブログとメルマガを使って
情報を配信している以上プロなんです。
そこで
私は初心者だから出来なくて
当然と逃げていたら前に進めません。
自分の欠点を
素直に受け取る勇気。
これがないといけません。
欠点が自分で分かっているなら
後の修正は簡単なんです。
そこに気をつけて学習を深める。
行動を改めるだけなんですから。
今、自分の欠点に
気付けたことを嬉しく思ってください。
「早めに気付けて良かった！」って。
これ、
誰も指摘をしてくれなければ
そのまま気付かず、時だけが進んでいきます。
その方が
致命的じゃないですか。
・自分の欠点を認める勇気。
・少し難しい事を挑戦しようとする勇気。
・今より良くなろうとするあくなき向上心。
これが
ある人はドンドン成長できると
私は確信しています。
・負けない事
・投げ出さない事
・逃げだない事
・信じぬく事
これ、すごく重要です。
この曲を聴いて頑張って下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=9FqQOMkIAMs
そして
イヤでしょうが自分の出来てない事を
見つめ直してください。
確実に
自分の為になりますから。
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